柚子収穫と柚子しぼりの体験ツアーのお知らせ!
木頭も秋が深まり、いよいよ本格的な柚子の収穫期になります!
柚子の収穫は、とげがあるので、なかなか楽ではありません。山の斜面に育った柚子の木から、丁寧に果実を取る作業はしんどいですが、標高の高い山からの眺めの美しさや、作業の合間のお茶のおいしさは格別です。また、収穫した柚子を、専用の手搾り器でしぼる作業は、木頭の女性の仕事でもあり、木頭らしい風情の感じられる作業です。
この両作業を体験してもらおうというのが、今回のツアーの内容です。詳細は以下のようになります。
期間 11月1日〜11月26日
交通 各自現地集合 *詳しくは以下のホームページをご覧ください
新幹線の場合・・・・駅スパート検索「東京→新神戸」
徳島行き高速バス・・・「新神戸発徳島行き」http://homepage1.nifty.com/tokushima/bustokuhyogo.html
夜行バス・・・・・・・徳島バス「エディ号」http://www6.ocn.ne.jp/~a19064/tokushima-oosaka.html
木頭行きバス(丹生谷線)・・・徳島バス時刻表 http://www.tokubus.co.jp/rosen/rosen.htm
宿泊 木頭内で民泊(2食、お弁当つき):1泊4000ゆーず
作業 柚子収穫:収穫キロ数に応じゆーずをお支払いいたします。
柚子しぼり:果汁キロ数に応じゆーずをお支払いいたします。
ゆーずについて
ゆーずとは、きとうむらで発行する地域通過です。木頭地域の提携ショップで、商品券として使えるほか、民泊やレンタサイクル、原生林ツアーなどの参加費としても使えるエコマネーです。今回の農作業体験ツアーも、ゆーずを利用したツアーですので、参加される方は、まずゆーずを購入し、宿泊費用にご利用いただきます。
詳しくは → http://www.kitomura.jp/ture.html
この農作業体験ツアーの受付は、随時行っておりますので、どうぞお問い合わせください。
天然林の伐採現場からのレポート
ブナ帯調査室クマゲラ調査隊長 望月達也 windy_beech_forest@yahoo.co.jp
日本全国で保護されている森林があります。四国ですと、石鎚山系森林生態系保護地域がありますし、東北では白神山地、北海道では知床連峰などが有名ですが、それらは国土の僅かな面積に限られています。したがって保護の網掛けのない森などは、関心が薄く、いつのまにか消失していることが多々あります。そしてそれらの多くは国有林で起きています。
1970〜1990年代の東北のブナ帯は「ブナ征伐」と言われるほど激しい伐採にさいなまれ、そこにある生態系とともに深い傷を負いました。そしてその傷は今なお膿んでいます。勿論、多くの見識ある人々が立ち上がり、林野庁を追い詰め、1995年以降の伐採はほぼ鎮圧しました。しかし、ここにきて、にわかに保護地域以外の希少な天然林の伐採が激しくなりました。背景には赤字経営(1兆2千800億円)に苦しむ林野庁の<あがき>があります。今現在も、北海道の桧山半島の広葉樹林、下北半島のヒバ林、長野県のヒノキ林などが切りまくられています。このうち、桧山半島と、下北半島の現場を調査しましたが、どちらも、神木といえるくらいの巨木も混じり、数百本が消えていました。問題はそれだけではありません。伐採した木々を搬出するために作業道が作られるのですが、それらが森の山肌を縦横に削り取るので、小さな沢のことごとくに土砂が流入し、ニホンザリガニなどの水生生物に壊滅的な被害を与えています。地域住民の水源地でもあるのですが、その地域住民が山仕事の出来る人材のいない林野庁の伐採労働者として関わっているので、事は複雑です。よそ者が現場でのデータを蓄積し、材料を揃えて説得に廻らなければならないという状況になっています。相手は公務員ですが、私たちは自腹のボランティアです。私たちを動かしているのは、この国の原自然を未来に残すという強い信念です。
火の車となっている林野庁は、日本の自然にとって脅威です。早く楽にしてあげる取り組み(解体とか)が必要になっているような気がします。森林組合などに無償譲渡した上
で、地域の特色を生かした方式で管理するのが良いかもしれません。皆様の関心を期待しています。

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