こんにちは。株式会社きとうむらです。地域おこしの拠点として、山ふかい木頭村に発足したきとうむらは、豊かな自然の中で、ケーキやムースなどのデザートのほか、ナチュラルウオーター、柚子果汁などを製造販売しています。『ゆず、みず、だいず、きとうむら』をキャッチフレーズに、環境と経済の調和した地域産業をめざしています。


木頭自慢の柚子しぼり

●木頭柚子しぼり
100ml卓上ビン新登場!


 あの木頭柚子しぼりに、100ミリリットルの卓上小瓶が新登場です。バックにも入るミニサイズなので、外食に、旅行に、いつでもどこでも柚子しぼり! もちろん味と香りは日本一。この1本の柚子しぼりを作るのに約1kgの柚子を使った贅沢な手しぼり柚子果汁。さまざまなシーンで、さわやかな柚子の香りと酸味をお楽しみください。


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Last Updated on 2006

2006年11月

第68号

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日本の米を考える・・・その3

  政府の余剰米の備蓄にかかる倉庫代が、年間で150億円を越すというニュースが報じられました。この余剰米とは、米の輸入自由化で、日本の貿易黒字解消のために購入された外米がほとんどだそうです。政府は、この米を消費するために、米を原料とした燃料の開発などを検討しているという話でした。

 このニュースを聞いた多くの方は、何て馬鹿な話だと思われたことでしょう。いえいえ、日本の農業政策の馬鹿さ加減は、こんなものではありません。水田のための用水確保でダム建設計画がごり押しされ、諫早湾や宍道湖などを埋め立てて農地にするだとか、その一方で減反政策を行い、米が余っているにもかかわらず外米を輸入する・・・。ここまで支離滅裂なのに、日本の農家や消費者はなすがまま。寛大な国民性に甘んじ、役人はやりたい放題。これは農水省だけでなく、他の省庁もふくめ、政府や国家の役割が、もはや合理的に機能していないことの表われでしょう。

 新米の季節を迎え、店頭にはさまざまな米が並べられています。ブランド米で一儲けしようという業者も多く、生産地表示と内容が違うという話もよく耳にします。そんな小売店での話題には消費者も敏感ですが、その裏に隠された備蓄米の話や農業政策の失敗談は、自分たちの生活には無関係かのようです。しかし、すべて税金の無駄遣い。でたらめな政策を立案する政治家と、その計画を遂行する役人、失敗して起こる後始末の経費・・・。無駄に無駄を重ね、結局その無駄のために、高い税金を払っている私たちは、そろそろ怒ってもいいのではないでしょうか。日本の食糧自給量は年間で千五百万トン、一方捨てられる食料は年間千九百万トンと言われています。地球の半分の人々が飢えているというのに、この国の民は飽食を重ね、長い歴史ではぐくんだ米の文化すら失おうとしています。新米の湯気の向こう側に見える日本の農業の未来を、ぜひ見つめてほしいと思います。


私たちの会社は、高知県との県境に位置する山深い旧木頭村の地にあります。近隣5町村との合併で、人口1万2千人の那賀町の一地方となったのは、つい先日の事です。木頭村は、全国の支援者とともに「巨大ダム開発をストップさせた村」として知られます。私たちは、地域の自然を守りながら、コミュニティに元気が戻るよう、これからも変わらず地域の自然や柚子などの自然の産物にこだわり、全国の皆さんにお届けしていきます
〒771-6402
徳島県那賀郡那賀町木頭出原字ヨコマチ23-2
きとうむらトゥデイ編集委員会
info@kitomura.jp
・0884-68-2212 Fax.68-2277
皆さまからの情報、記事を募集しています。
柚子収穫と柚子しぼりの体験ツアーのお知らせ!

木頭も秋が深まり、いよいよ本格的な柚子の収穫期になります! 


柚子の収穫は、とげがあるので、なかなか楽ではありません。山の斜面に育った柚子の木から、丁寧に果実を取る作業はしんどいですが、標高の高い山からの眺めの美しさや、作業の合間のお茶のおいしさは格別です。また、収穫した柚子を、専用の手搾り器でしぼる作業は、木頭の女性の仕事でもあり、木頭らしい風情の感じられる作業です。

この両作業を体験してもらおうというのが、今回のツアーの内容です。詳細は以下のようになります。

期間 11月1日〜11月26日

交通 各自現地集合 *詳しくは以下のホームページをご覧ください

新幹線の場合・・・・駅スパート検索「東京→新神戸」

徳島行き高速バス・・・「新神戸発徳島行き」http://homepage1.nifty.com/tokushima/bustokuhyogo.html

夜行バス・・・・・・・徳島バス「エディ号」http://www6.ocn.ne.jp/~a19064/tokushima-oosaka.html

木頭行きバス(丹生谷線)・・・徳島バス時刻表 http://www.tokubus.co.jp/rosen/rosen.htm

宿泊 木頭内で民泊(2食、お弁当つき):1泊4000ゆーず

作業 柚子収穫:収穫キロ数に応じゆーずをお支払いいたします。

   柚子しぼり:果汁キロ数に応じゆーずをお支払いいたします。

ゆーずについて

ゆーずとは、きとうむらで発行する地域通過です。木頭地域の提携ショップで、商品券として使えるほか、民泊やレンタサイクル、原生林ツアーなどの参加費としても使えるエコマネーです。今回の農作業体験ツアーも、ゆーずを利用したツアーですので、参加される方は、まずゆーずを購入し、宿泊費用にご利用いただきます。

詳しくは → http://www.kitomura.jp/ture.html

この農作業体験ツアーの受付は、随時行っておりますので、どうぞお問い合わせください。




天然林の伐採現場からのレポート

ブナ帯調査室クマゲラ調査隊長 望月達也 windy_beech_forest@yahoo.co.jp

 日本全国で保護されている森林があります。四国ですと、石鎚山系森林生態系保護地域がありますし、東北では白神山地、北海道では知床連峰などが有名ですが、それらは国土の僅かな面積に限られています。したがって保護の網掛けのない森などは、関心が薄く、いつのまにか消失していることが多々あります。そしてそれらの多くは国有林で起きています。

 1970〜1990年代の東北のブナ帯は「ブナ征伐」と言われるほど激しい伐採にさいなまれ、そこにある生態系とともに深い傷を負いました。そしてその傷は今なお膿んでいます。勿論、多くの見識ある人々が立ち上がり、林野庁を追い詰め、1995年以降の伐採はほぼ鎮圧しました。しかし、ここにきて、にわかに保護地域以外の希少な天然林の伐採が激しくなりました。背景には赤字経営(1兆2千800億円)に苦しむ林野庁の<あがき>があります。今現在も、北海道の桧山半島の広葉樹林、下北半島のヒバ林、長野県のヒノキ林などが切りまくられています。このうち、桧山半島と、下北半島の現場を調査しましたが、どちらも、神木といえるくらいの巨木も混じり、数百本が消えていました。問題はそれだけではありません。伐採した木々を搬出するために作業道が作られるのですが、それらが森の山肌を縦横に削り取るので、小さな沢のことごとくに土砂が流入し、ニホンザリガニなどの水生生物に壊滅的な被害を与えています。地域住民の水源地でもあるのですが、その地域住民が山仕事の出来る人材のいない林野庁の伐採労働者として関わっているので、事は複雑です。よそ者が現場でのデータを蓄積し、材料を揃えて説得に廻らなければならないという状況になっています。相手は公務員ですが、私たちは自腹のボランティアです。私たちを動かしているのは、この国の原自然を未来に残すという強い信念です。

 火の車となっている林野庁は、日本の自然にとって脅威です。早く楽にしてあげる取り組み(解体とか)が必要になっているような気がします。森林組合などに無償譲渡した上

で、地域の特色を生かした方式で管理するのが良いかもしれません。皆様の関心を期待しています。



子育て日記

細川こずえ

朝晩冷え込んできた木頭であります。お店に並んだ柚子がいい香りです。

この季節、子供たちは体の調子がおかしくなるようです。先日、長男のはるは4日間程高熱を出して寝込んでしまいました。風邪だったようです。とりあえず熱も下がってやれやれと思った2日後、朝起きたら何か顔のバランスがおかしいぞ!?もしかして!?と思い病院に連れて行くと、やはりおたふく風邪でした・・・。小学校で流行っているらしいと聞いていたけど・・・。耳の後ろからほっぺが腫れてなんだかおもしろい顔になってしまって、とりあえず記念写真撮りました。みんなはるの顔を見てつい笑ってしまうけど、当人は固いものは食べられないし、口をあけて笑うことも出来ないし、大好きな保育園にも行けなくて元気3倍、てな感じです。11月は遠足もお祭りも柚子取りのお手伝いもあるから、早く元気になって元の姿(?)にもどってほしいと思います。

      


細川内ダム反対運動資料館建設を考える/その4
ダム反対運動資料保存会代表 田村 好

「細川内ダム反対運動資料保存会」結成の目的

1) ダム反対運動で長年闘い、かつそれを応援して下さった村民や同志たちを激励しよう。

2) 全国からのご支援に感謝し、こうした人達を顕彰しよう。

3) ダム反対運動の歴史的事実を残しておこう。

4) 全国各地区で闘っている、ダム反対運動の資料を一堂に集めたい。

5) 資料館の建設が、全国の運動家たちへの激励に少しでもなれば、この上もない喜びである。

思えば18世紀後半、文政2年(1819年)5月、丹生谷地方で発生した百姓一揆がある。那賀川の河川敷に約800人の百姓たちが結集、騒動の発端は「諸割賦不筋之儀」にあるといわれ、これは村の構成員である農民が、年貢関係以外に領主や村方などに対して賦課の運用をめぐって 「不正な取引があったのではないか」という点にむけられていた。那賀郡の山間僻地、58ヶ村での生活は「木挽き、炭焼き、荷物稼ぎ」といったほかに、筏流しや船稼ぎなどがあり、早くから貨幣経済の洗礼を受けていたという。こうした百姓たちは、「村中一統連判」をとり団結を図った。騒動発生後3年経ち、文政4年(1821)9月、藩の実力行使によって次々と指導者が検挙され、その数16人という。そのうち2人は徳島城下はずれの喰鮎川原で斬罪となり、見せしめの為に川原にさらし首にされた。永牢3人、追放11人という後始末である。足掛け3年にわたる仁宇谷の百姓の一揆騒動は、ついに終結の時を迎えたのである。その後、藩政は文政に賦課の見直しなどの通達を行っている。だがこれをきっかけに県下各地で百姓一揆がしばらく続いてゆくのである。(仁宇谷騒動関係古文書による)


 (つづく)