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霊山から湧き出る名水
四国の霊山「剣山」は、そのほとんどが石灰岩質でできており、硬く、もろく、割れやすいために、山肌がとがっており、剣のようであることから剣山と名づけられたと言われています。また、そのもろく割れやすいために、山登りが危険であるため、大歩危、小歩危などの地名があるほど、人を寄せ付けない山として、霊山の威厳を保っています。剣山系の木頭地域にも歩危峡という場所があり、小さな崩落が常に起こっています。そんな石灰岩質の山には、おいしい水が湧き出ると言われるように、木頭の水も名水として知られています。
全国的に評価の高い水のエネルギー
石灰岩質の山肌に無数に入った小さな割れ目に浸透した水は、長い年月を経て地下水となり、自然のエネルギーを受けて噴出し、湧水となります。その過程でミネラルを含み、水の分子構造が細かくなり、高いエネルギーを持った水として地表に出てくるのです。木頭の湧水は、単においしいというだけでなく、体に優しい水として、四国だけでなく全国から、求めて来られる方が少なくありません。
天然の湧水をそのままパック詰め
この『山の湧水』は、単なる商品として水を売る水商売ではなく、パッケージによって水を運ぶ水道サービスとして企画しました。ダムや長いパイプで作られた水道の上流にある、ダムで苦労した村の本当の水を、多くの方に味わってもらいたいと思い、パック詰めという方法をとりました。それだけに、取水方法やパッケージにこだわることが、私たちの仕事だと考えています。おいしい水を求めておられる方のために、山から湧き出た水を、国の定める基準の中で厳密に管理し、風味を損なわないように低温殺菌し、風味を守り長期保存が可能な環境負荷の低いパッケージに充填して、お届けする。その仕事に対していただく水道料金として、価格を設定させていただきました。
地下水のくみ上げによる環境破壊
水の豊かな日本では、古くから井戸や湧水を生活水として使っていました。近代化の中で水道が普及すると同時に、地下水は産業のために使われるようになり、井戸が枯れる現象が各地で発生しています。地下水のくみ上げによる取水は、地下水の汚染をまねくだけでなく、地下水圧の低下による生態系への悪影響が懸念されます。しかし、清涼飲料や酒類の多くに地下水が使われ、ミネラルウオーターが氾濫する今、地下水汚染に歯止めはありません。もっと取水方法に着目し、自然を破壊するような地下水取水に警鐘を鳴らすべきだと思います。私たちは、生態系に影響の少ない場所であること、ポンプなど使わず自然の噴出のみで取水すること、の二つを基本に、森林を保護し取水地を守りながら、自然取水しています。
環境負荷の少ないケイ素セラミック蒸着紙パック
取水方法はもちろんですが、パッケージにもこだわっています。このケイ素セラミックを蒸着した新素材パッケージは、ガラスビンのように中身の風味を損なうことなく、さらに牛乳パックと同じようにリサイクルできるという優れた特徴を持っています。保存力が高く、通常のペットボトルのように酸素を通過させないので、中身が酸化することなく、長期保存が可能です。検査結果では、7年経った水も飲料水として適合していましたが、賞味期限は5年と設定させていただきました。倒れても割れず、転がらない紙パックだから、災害時にも安心です。もちろん、パッケージの紙資源は計画植林材を原料とし、資源循環を心がけています。
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