美那川キャンプ村自然日記(今季最終回)
野口 穂 |
||
人生に忘れ物と落とし物はつきものである。 この夏、3人の小学生が鮎を素手で捕まえた。冷水病という病気で弱った鮎は時折泳ぎながらゆらゆらと下ってくる。この鮎に気がつけば下流でまっていれば 自然からの恵みとは反対に人の忘れ物で多いのが風呂場での着替えた残りの衣類、この中には子供の物が多く、「これを忘れていませんか?」と聞きますが、 この世の物は、元をたどればすべて自然からの贈り物、限りある自然からの贈り物は限りなく使わなければならない。 |
||
次へ▼ | ||