山の湧き水はいのちの源

地球環境の変化で、これから水資源がますます貴重なものとなります。山に暮らす人たちが、山を守り、循環型の農林業を営むことで、豊かな水資源を下流の街にも届けることができます。

幼い頃から深山を遊び場にしてきたアキ兄(映像:先頭で岩を登っている)は、循環型農業に取り組むNPO法人のメンバーとして、実作業にあたって来られました。四季を通して山を知り、そこに棲息する動植物を観察して来た人だからこそ理解可能な「学び」があります。

山の湧き水も険しい山中を歩かなければ到達できません。また、絶妙なバランスで保たれている周辺環境の総体が、少しでも変化すれば失われてしまうことを熟知していなければなりません。

自然と共にある暮らしが残っていることで、そういった知恵と知識を人類は集積することができるのです。

山に暮らす人たちから学ぶことは数多あります。いのちの源を忘れない、失わないためにも・・・。