ゆーずツアーに参加された方より、
         感想をいただきました!
 先日は大変お世話になりました。ゆず搾り体験と民泊をさせていただいたクリモリです。感想を少し書かせて頂きます。
 なんの知識もなく、たまたまNHKのゆずの収穫の番組を見ていて、どうしても行きたくなり、翌週には木頭村に伺わせて頂きました。
 柚子搾りのお手伝いは一日半やらせて頂きました。確かに慣れない仕事で腰や肩が疲れましたが、共に働くおばちゃん達のリズムに合わせ、そして柚子の香りが、良いアロマ効果となり、体は疲れても精神的にはかなり爽快でした。民泊させていただいた平野さん宅では、あたたかいもてなしを受けました。何より平野さんの明るいお人柄が、木頭村の前向きさと明るさを象徴しているようで、とても気持ちが良かったです。
 木頭村も他の山村部と同じく、過疎の問題を抱えていると思います。都会から帰ってこれない人もいるかと思いますが、木頭村のような故郷を持つだけで、人の心はやさしくなれると思います。あまり帰れなくても、木頭村が故郷として心にあることは、とても贅沢なことだと思います。私は自分の故郷を見直すこともできました。木頭村のような自然や清流はありませんが、心の中に両親がいる故郷があるのがありがたいと思えたのです。
 そしてあの清流は本当に美しく心に残りました。また都会ではありえない程、人々は温かかったです。単純にゆずの加工を手伝い、民泊できるのが面白そうで応募したのですが、木頭村はもっと奥が深い土地でした。
 『木頭村に行くんだー』と東京の友人に連絡したところ、『えっ!私も興味があってずっと行きたいと思ってたんだー。ネットで取り寄せはしてるよ』という返事が返ってきたり、ダム建設について問題視している友人に連絡したら、もちろん知っている場所でした。もっと多くの人に木頭村を知ってもらい、訪れてもらいたいと思いました。私もまた季節を変えて訪れてみようと思っています。