奥木頭ぶらり散歩  その6

     美那川キャンプ村日記 20年      野口 穂

*野口さんは、お仕事を定年後、2年前木頭にUターンされて来ました。現在は炭焼きや地元木頭のPR活動など、仕事のキャリアを活かして、お忙しい毎日を送っておられます!

20年美那川キャンプ村最初のお客さんも昨年同様県外からのお客でした、4月26日
3時頃神戸ナンバーのライダー2名がこられ、「予約はないが、テント持ち込みなので
場所の提供」の申し出があり「ここは完全予約制でありますが、管理人がおり満席でな
ければ何時ども予約なしでOK」と言いテント設置場所に案内すると「お風呂はありま
すか」と聞かれ「はい、宿泊者は宿泊料金に含まれています」と答えると「それは安い、
何時から入れますか」、「5時からですが沸き次第入れます」と答えると、5時前から
岩風呂に入っていました。岩風呂も今年最初のお客さんとなりました。その後17時頃
コテージ1棟バンガロー2棟予約の香川大学の生徒が当初車両4両17名で到着し、遅
れて20時頃車両1台4名が追求しました。 
お客様受け入れまでには沢山の準備があります、大変なのが軽トラ10杯以上になる村
内の杉葉掃除で、今年も14月18日に那賀町職員約30名で1日かがりでした。
奥木頭(南川)の朝夕はまだ寒いが、春の自然・新緑が一杯です。キャンプ村周辺の川
の岩肌に自生したツツジやフジが目につき、特に岩肌のツツジは水の流れに調和し『い
つまでも見ていたい』気持ちになります。キャンプ村内の八重さくらが満開また木蓮が
咲き始めました。
南川の鮎は、4月20日放流、キャンプ村前の川では26日に夕方まで1匹の鮎も見ま
せんでしたが、4月27日朝、吊り橋の下を見る昨夜上ってきた30匹ほどの鮎を見る
ことができました。この日の昼頃那賀川本流の北川でも約500キロの鮎を放流しまし
た。5月11・18日にも北川(本流)に放流するとのことです。なお写真は、水の中に
黒い帯状のものが放流直後の鮎の群れです。