きとうむらスタッフぽんの ちょいエコ提案
炭をつかって
「炭(すみ)よい暮らし」
始めてみませんか?
灯油高騰。電気も独占企業である限り、電気料金が高くなることはあっても下がることはないでしょう。原子力などと、環境的に恐ろしいリスクをしょいこむわけにもまいりません。これからのエネルギーや地球環境のことを考えても、このまま湧水のごとく化石燃料を使う暮らしは見直さなければならないときがきています。さあ、炭を使ったスローな暖房に切り替えてみませんか? ちん、ちんっと静かに火が熾る音、あたたかい色、炭の香り。炭火でじっくり豆でも炊いたり、お餅や干物を焼いて食べたり・・・。炭火を囲んで、ゆったりと冬の夜を過ごせることでしょう。我が家の場合、今年は暖冬なので石油ヒーターの出番も少なく、火鉢が大活躍しています。子どもたちはいろいろ焼いて(干し芋もパンもマシュマロも)、美味しそうに食べています。これがなんでもおいしいご馳走になるところが、炭火のマジックですね。ただ、我が家は窓枠は木という古い家なので隙間風が多く(^^;)大丈夫ですが、くれぐれも機密性の高い住宅では、ときどき換気をお忘れなく。

木頭北川のおららの炭小屋(http://olala.jp)では、山腹崩壊や林道拡張などで本来廃棄物として捨てられる(!)木頭産雑木を、じいたちが手作りの窯に手作業で詰め、時間をかけて焼いています。炭焼きの収入の一部は、体験活動にやってくる町の子どもたちへの環境教育事業費に充てられています。