美那川キャンプ村日記(番外編  

                        野口 穂

 木頭の人は贅沢である、しかし何に贅沢していることを知らない。
 今年も美那川キャンプ村には1000名を超す人が訪れ、この自然のすばらしさを実感し「ここは良いところ」の言葉をほぼ全員が残し「もう来たくない」と言った人は一人もいない。木頭の人は美那川には何もないと言うが、山・水の色音、空気、風どれをとっても何処にも負けない自然である。木頭の人は木頭の自然の良さを「灯台もと暗し」である。

 徳島・高知県以外のお客さんの大半はネットで自分に合ったキャンプ場を探して美那川に来られる。

 木頭の良さを知ってもらうためには、「来てもらう、食べてもらう」そのためには誇大広告と言われようと、PR以外に無い、古今東西情報を制する者は天下を制し、現代情報の主力はネットでありPRもその方法は集中により効果を高める。皆さん木頭に来て一度騙されて下さい。

 キャンプ村も今年は9月末で閉村しましたので、美那川キャンプ村自然日記も休止します。10月からは奥木頭の自然紹介したいと思います。